アラフォー男のうつ病闘病記

アラフォー男性のうつ病闘病記です。病気のこと、気になったこと、趣味についていろいろと語っていきたいと思います。おっさんと言っていい年齢の男の復活劇(になるはず)なので、良ければ読んでいってください。

トラウマとその克服

<トラウマとその克服>

 

私は大きなトラウマを抱えていました。

母を弟に殺害されたという経験です。

これが心的外傷として大きく私の心に傷として残りました。

今は克服できたと思っています。

今回はその克服するまでの道程と、心的外傷、トラウマについて語っていきたいと思います。

 

 

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トラウマって何?

トラウマ(psychological trauma)とは、心的外傷の事であり、外的要因や、内的要因(心理的要因)においてもたらされる衝撃(外傷的出来事)を体験したことによって、長期間にわたりそのことにとらわれ続け、フラッシュバック等の障害を引き起こすことを指して言います。

この外的要因、内的要因とは事件、事故、犯罪被害、暴力、パワハラ、セクハラ、自然災害などを指して言います。

私の場合、母を殺害され、その現場を目の当たりにしたことで、大きな心的外傷を負うことになりました。

長期間にわたり、そのことがありありと思い出され、自分を責めたり、悲観的になったりします。

それによって私はうつ病も同時に併発しました。

これは往々にしてある併発事例だと思われます。

また、このような状態が数ヶ月、数年と続く場合、またそれによって著しく日常生活、社会生活に悪影響を及ぼす場合、PTSDPost Traumatic Stress Disorder )日本名で心的外傷後ストレス障害と診断されます。

 

PTSDって何?

PTSDとは命の危険を感じるほどの恐怖体験や、自分より圧倒的に強い力に支配された経験から発症します。その恐怖体験が強い心的外傷となり、様々な障害を引き起こします。

 

PTSDの障害事例

・突然つらい記憶がよみがえる

突然、何のきっかけもなく辛い記憶がよみがえります。これをフラッシュバックと言いますが、ただ単に思い出すだけではなく、その場に居合わせたような感覚に陥ります。視覚嗅覚触覚、ありとあらゆる感覚がよみがえる事から、強烈な恐怖に襲われます。

 

 

・常に神経が緊張状態にある

常に緊張状態に置かれます。辛い記憶がよみがえっていない時でも緊張状態に置かれ、些細な事にも驚き、イライラ、不眠、強烈な警戒心などが常に付きまといます。

 

・トリガーとなる場所や経験を避ける

日常生活の中にも、辛い記憶を引き起こす要因「トリガー」が潜んでいます。前述したように何度も何度も辛い記憶を思い起こすうちに、そういった場所や状況を避けるようになります。

 

・感情が鈍麻する

辛い記憶から自信を守るために、感情面での麻痺が生じます。家族、友人に優しくできなくなったり、心を閉ざしたりします。これは自然な自己防衛反応です。

 

・いつまでも症状が続く

PTSDの症状は、トラウマと違って、いつまでもいつまでも続きます。それこそ数年、数十年続くこともあるでしょう。

 

どうやったら克服できる?

危険な場所、自分の辛い記憶を呼び起こす場所に会えて身を置き、危険はない、大丈夫と自信を納得させる療法や光トポグラフィー検査、これは安全な赤外線によって、脳機能の測定を行うものです。

 

またEMDR療法、これは左右に移動する光を目で追いながら、辛い記憶を呼び起こすという療法です。

 

こういった治療法がありますが、現在の日本では保険治療の適用外です。

 

治療を受けようと思えば、それ相応の出費が必要となり、なかなか敷居が高いでしょう。ここで有益な著書を紹介します。

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白川美也子先生の赤ずきんと狼のトラウマケアです。

 

この著書で私が印象に残ったのは、オオカミが自身のトラウマを時系列に沿って語ることによって、トラウマを解消するというシーンです。

 

ここで私は思いつきました。

一個の物語にしてしまおうというものです。

 

私はブログ等を使って、延べ65000字に及ぶ自叙伝を書き上げました。

 

最初こそ、辛くて涙しながら思い起こして書いていたのですが、書き終わるころには、自分のトラウマが鋭いガラスの破片のような断片ではなく、一個の記憶としてまとまったものとして自身に格納されたような感覚になりました。

 

では実際に書くことは治療として有用なのでしょうか?

 

自身の辛い記憶、辛い感情を吐き出すことは、トラウマケアとして有効だという研究が、ニュージーランドオークランド大学で発表されています。

 

また、認知行動療法としても、感情や記憶を書きだすという行為は有効な治療法として確立しています。

 

このように、書いて記憶としてまとめるという手法は、やはり有効なのではないかと私は考えています。実際に自分でも効果を感じています。

 

今辛い記憶に苦しんでいる方は、是非一度やってみてください。

最初は辛いかもしれませんが、書き終わるころにはすっきりとした気分になると思います。あくまで私自身の主観ではありますが・・・