アラフォー男のうつ病闘病記

アラフォー男性のうつ病闘病記です。病気のこと、気になったこと、趣味についていろいろと語っていきたいと思います。おっさんと言っていい年齢の男の復活劇(になるはず)なので、良ければ読んでいってください。

私のうつ病の初期症状

今回は私のうつ病の初期症状をご紹介したいと思います。今思えばものすごい体調だったなと改めて思うのですが、うつ病の方も、そうでない方も、一人の患者のケースとしてお読みください。うつ病の方なら共感できる部分もあると思います。そうでない方も、うつ病の理解に一役買うかなと期待しております。

それでは初めていきましょう。

・表情がなくなる

笑いもしません、泣きもしません、怒りもしません、喜んだりもしません。淡々とした表情になります。能面のような感じですね。全く生気がなく、死人のようだとも言われました。これはよくあるパターンだと思いますが、感情面が全く機能しなくなっていることが原因だと考えられます。喜怒哀楽がすべてなくなったような感覚でしょうか。それが顔に現れるのでしょう。

・わけもなく涙する

これは本当に意味が分かりません。泣くような場面じゃない、泣くような出来事に遭遇していないのに、涙が出てきます。わけもなく悲しくなると言ったらいいでしょうか。本当に意味の分からないタイミングで泣き出します。私は涙が出てきたときは、会社の地下室に逃げ込んでいました。誰も来ない真っ暗な部屋で一人泣くのです。原因はありません。本当に謎です。

・イライラする

これもわけもなくイライラします。周りの音が異常にうるさく感じられ、足音、物音、人の声、外の車の音、工事の音、学校のチャイム…etc。本当に何もかもに対してイライラしてしまいます。普段は動けず何もできないくせに、家族や周りの人間に対して怒りをぶちまけます。ものに当たることもあります。破壊衝動に駆られて色々なものを壊していました。ものも投げました。そのくらいイライラします。しかし原因はありません。謎です。

・体が動かない

とにかく体が動かない、鉛のようだ、鎧を着ているようだ、そんな感覚です。腕一本動かすのにも苦労します。当然歩いてどこかに行くなんてことはまず無理でしょう。家のことも全くこなせなくなり、ひたすら横たわる日々が続きます。かといって横たわっていたら楽かと言うとそうでもなく、上記のような事が起こってくるので、本人は横になっていながらも地獄の苦しみです。これはなかなか健常者には理解してもらえないでしょう。

・興味関心を失う

どうせ横になっているのならテレビでも映画でもゲームでも楽しめばいいじゃない。そう思われるかもしれませんが、そんなこと全くできません。何も楽しくない。何も興味がない。何をするのも億劫で仕方がないのです。映画は頭に入ってこない。ゲームも操作する気力がない、電源入れるのすらめんどくさい。テレビなんてうるさいだけ。そんな状態です。横になってるばっかりで楽そうだなんて思わないでください。地獄です。拷問です。

・体があちこち痛い

首こり、肩こり、背中の痛み、関節痛、腕が痛い、足が痛い、もういろんなところが痛い。こんな症状が出てきます。これは自律神経が異常をきたしているからだという説がありますが、実際のところ原因はよくわかっていません。なぜか痛いのです。私も未だに調子が悪いと背中や肩や首が痛いですが、調子がよくなる解けます。これも謎です。謎ばっかりですね。

・食欲がなくなる

何も食べたくなくなります。食べたくなくなるだけならまだいいのですが、味覚も狂います。美味しくありません。何食べても味がしない。砂をかんでいるようだっていう人もいます。私もそうでした。お腹はすきますが、食べる気力も、食べたいという欲求もありません。どんどん痩せます。やせ細ります。ごくまれに逆に過食に走る人もいるそうですが、レアケースです。

・不眠

眠れません。本当に眠れません。眠ったとしても1,2時間で目が覚めてそこから眠れないなんて日常茶飯事です。そして日中に寝てしまう。昼夜逆転する人もいるでしょう。これに加えて悪夢を常に見るようになります。地獄です。寝たいのに眠れない。眠っていないから頭はフル回転でマイナスな方にマイナスな方に考えを巡らせる。やってられませんね。

・謎の不安感

その名の通り、謎の不安感に襲われます。通常不安には対象がありますが、うつ病の場合そんなものはありません。なぜか不安なのです。不安で不安でたまらなくなり、居ても立っても居られないのですが、体は前述したとおり動きません。ひたすら横になったまま不安に耐え続けます。これも拷問です。これ以上の責め苦がありましょうか。解消しようがないのです。

・謎の恐怖感

これもその名の通り謎の恐怖感に襲われます。恐怖って何かに対してするものですよね?うつ病の恐怖には対象がありません。妄想です。妄想に対して恐怖するのです。本人は何が怖いのかすらわからないままただただ怖い怖いと思い続ける。そんなことが一日中続きます。一日中です。気が狂いそうになりますね。私も気が狂いそうでした。こんなことが原因で暴れたりします。ものに当たったりするのです。謎のイライラに繋がります。

・病的な焦燥感

これはもう仕方がない事なのでしょうが、うつ病になると大概仕事を休まざるを得ません。そういったことから、早く復帰しなければ、早く治らなければと焦ってしまいます。しかし、ただ焦るだけではありません。病的に焦るのです。焦って焦って何とかしようにも体も頭も動かない。気ばっかり焦ってしまってどうしようもない。不安、恐怖と合わせて襲ってくるものですから、もう頭はグチャグチャの滅茶苦茶です。困りますね。

・死にたくなる、消えたくなる

前述したすべてを踏まえた総決算がこれです!死にたい!消えたい!ついでにいったら殺してくれ!とまで思う事でしょう。苦しくて苦しくて耐えきれないのです。また自分になんか何の価値もない、何の役にも立たない、いない方がましだという認知の歪みも加わって、激しい「希死念慮」を引き起こします。ほぼ一日中こんな思いに苛まれます。死にたい、消えたい、殺してくれ、健康な精神の持ち主ならまず考えない事でしょう。理解に苦しむかもしれません。もし自分は健康だけどそう思っている人がいたとしたら、病院に行きましょう。普通じゃありません。

どうでしょうか、うつ病の方は共感していただけたのではないでしょうか。そうでない方、健康な方は、想像を絶する苦しみだということをご理解いただけたでしょうか。これは私の場合ですが、概ねこんな感じの症状が出るのがうつ病です。決して怠けている、甘えているのではなく、常に地獄の責め苦にあっています。これを理解したうえで接してもらえると、うつ病患者としては凄く助かるだろうと思いますよ。

以上、うつ病の症状のご紹介でした。